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総合知により切り拓く次世代モレキュラーサイエンス:
ものづくり技術と合成化学の融合による分子機能の創造
2024年度 岡山理科大学プロジェクト研究推進事業 (OUS-RP-24-7)


本研究では,理論計算やAI技術などの活用により「反応性や分子特性を予測する」,固相合成や電解合成などの「ものづくり技術の活用」といった取り組みにより,新たな分子合成法の創出を目指します。ここではアミノ(ホスフィニル)アレーンの一電子還元型光環化を研究主題に取り上げ,メカニズムの解明や反応性予測に関する研究,固相合成プロセスへの展開,および得られた生成物を活用した材料開発などの研究に取り組みます。

プロジェクト②:オリジナル機能性化合物の開発
プロジェクト①:理論的アプローチによる反応設計・物性予測
および「ものづくり技術」の活用による合成プロセス最適化


これまでにプロジェクトチームで開発した化合物,イナミンやチオアルキンを用いた有機合成反応でPPARを標的とした『擬チアゾリジン誘導体』や,優れた正孔輸送特性や発光特性が期待される『含窒素パイ拡張化合物』などを標的分子として設定して合成に取り組む。得られた化合物については物性評価を実施し,分野横断型の情報交換・研究協力によりオリジナル機能性化合物の創出を目指します。


プロジェクト③:合成技術の最適化と分子機能の創造
上記の研究で得られた生理活性や正孔移動度などの物性値については,化合物の構造と活性相関について解析し,新たな標的分子の設計に応用します。近年,ケモインフォマティクス解析おけるAI技術が目覚ましく発展しており,本研究ではオリジナル機能性化合物の設計に用いることを計画しています。また「光を当てる・すりつぶす・遠心力で精製する」などの工学的手法も合成方法の効率化として取り入れ,新たな反応の発見を目指すとともに標的分子の合成効率化に応用しながら研究を進めます。

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